
こんにちは!シナリーオです!
面白すぎる本をみつけました!
日頃から論理的思考が出来たら良いなぁと思っていました。
最適な本を見つけました!
「図解 論理的思考力を鍛える思考実験」の本を読むと、論理的思考が身に付きますよ!
タイトルに惹かれました!
「図解 論理的思考力を鍛える思考実験」、「北村良子氏」、「彩図社」、定価990円。
96ページ。B5サイズ。
論理とは「きちんと筋道を立てて考えること」ですね。
論理的思考を鍛えるって、すごく難しいのかな?って思いますよね。
本を読んで思考力が爆発的に上昇しました。読む前は思考力が停止していたんですね。
図解で説明されているので、内容がとても分かりやすいです。
第1章 倫理観を揺さぶります
最初は、「道徳」「モラル」を揺さぶる話です。
「道徳」「モラル」を揺さぶるとは、かなり過激な内容?
第1章の中の一つ「暴走トロッコと作業員」の話はイギリスの倫理学者フィリッパ・フットが1967年に提起しました。
暴走するトロッコと作業員の究極の選択の話しです。
たくさん石を乗せた暴走するトロッコが、作業員にむかって走っているんです。
その先には5人の作業員がいます。そのままいけば5人は死にます。
ですが、あなたが線路の切り替えスイッチを切り替えれば、1人の作業員だけが死にます。切り替えた先の線路の上には1人の作業員がいますから。
1人を選ぶのか5人を選ぶのか!
フィクションとはいえドキドキしますね。
線路の切り替えスイッチのそばにいるあなたは、どの選択をしますか?という話。
スイッチを切り替えるか、そのままにするか!です。
選ぶのに迷いますよね。私は1人を犠牲にしました。人数少ない方を選びますよね。辛いけど。
思考実験は生ぬるくないです。どんどん、はまっていきます。
第2章 矛盾がからみつきます

第2章の中の一つ「テセウスの船」の話はローマ帝国のギリシア人倫理学者であり作家のプルタルコス(英語名プルターク)による伝説です。
「逆説」とも言えます。
正しいはずなのに、納得しにくい結論に行き着く事、ありますよね。日常的に。
第3章 心のありかを問います
第3章の中の一つ「スワンプマン」の話はアメリカの哲学者ドナルド・デイビッドソンが1987年に考案しました。
「スワンプマン」とは沼男という意味です。
心はいつもどこにあるのか、なんて考えたことがないですね。
心は自分の中にあると思っていますが、違った視点から見ています。ますます不思議な世界。もう抜けだせません。
第4章 常識を疑います
第4章の中の一つ「洞窟の比喩」の話は哲学者プラトンが比喩として考えました。
常識的な事は、正しいと思ってしまいがちです。本当にそうなのでしょうか?
日頃から良い意味の疑いは、悪い人にだまされないためにも大事ですね。
常識を違う角度からみるのは楽しいですね。
思考による実験に道具や場所はいらない
思考の実験はいつでもどこでも好きな時にできます。
散歩中でもドライブ中でもおやつを食べてる時でも。頭の中で自由に広げていけます。
道具不要で無料で楽しめる事はそんなに多くないですよね。
まとめ
「図解 論理的思考力を鍛える思考実験」、「彩図社」、「北村良子氏」、定価990円。
96ページ。B5サイズ。
内容をまとめますと
・第1章 倫理観を揺さぶります
・第2章 矛盾がからみつきます
・第3章 心のありかを問います
・第4章 常識を疑います
・思考による実験は道具や場所はいらない
この値段で内容の深さには驚いてしまいますよ!
この楽しみを皆さんと共有したいのでご紹介しました。
世の中には面白い本が山ほどありますね。興味深い本を今日も探します。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。皆さんに素敵な毎日が訪れますように!